【初心者でもわかる!!】v6プラスとは?今までのIPv4と何が違うの?

【初心者でもわかる!!】v6プラスとは?今までのIPv4と何が違うの?

今まで使われていたIPv4とは?

v6プラスの説明に入る前にIPv4とIPv6、そしてPPPoEとIPoEについて説明しておきます。
IPv4はInternetProtocol Version 4の略で、「インターネットに接続するための規格バージョン4」ということです。
バージョン4があればバージョン1(IPv1)もあるかと思いますが、ありません(笑)

パソコンやスマホ、ゲーム機などすべてのネットワークにつないでいる機器には全て人間でいう住所(IPアドレスといいます)が割り当てられています。
これは通信をするときにどこに情報を送ればいいのかを特定するために割り当てられています。
そのIPアドレスはIPv4では、123.45.67.189 というような形式で 0.0.0.0 ~ 255.255.255.255 までの範囲であらわされています。
しかし、この範囲であらわせられる数は256の4乗で約43億種類しかありません。
一見多いような気もしますが、爆発的なインターネットの普及により、足りなくなってきています。というか、もうありません
そこで作られたのがIPv6という規格です。

ちなみにIPv4はPPPoE接続に対応しています(PPPoEについては後述)

 

IPv4の問題を解決するIPv6

IPv6は 1234:5678:9abc:def0:fedc:ba98:7654:3210 というような形式で 0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000 ~ ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff までの範囲であらわされています。
IPv6アドレスの範囲で0~fという数字が出ているのに疑問を持つ人がいるかもしれませんが、これは16進数というもので一文字で0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,a,b,c,d,e,fの16種類の数を表せられます。
IPv6で表せられる数は(16⁴)⁸=約340澗種類[一文字で16種類表せる文字が一つの塊で4桁あり、その塊が8個あるのでこの式になる]もあり、これはどれだけアドレスを割り当てても不足することは絶対にないといえるほどの量です。

このIPv6とIPv4は互換性がなくて、IPv6の人とIPv4の人が通信するのは不可能で、同じ規格同士しか通信できません。
そこで作られたのがv6プラスなのです!!

IPv6はPPPoE接続とIPoE接続に対応しています(IPoEについては後述)

PPPoEとIPoEの違い

PPPoEは昔からある接続方式です。
PPPoEでは外部のインターネットと接続する際に網終端装置を経由するため、たくさんの人がインターネットを使うと通信が遅くなります。

それに対してIPoEでは網終端装置を経由する必要がないため、スムーズに通信できます。

v6プラスって何?

ここからが本題です。
v6プラスは簡単に説明すると、IPv6とIPv4を同時に利用できる方式(IPv4 over IPv6と呼ばれます)です。
v6プラスではIPoE接続を利用するため、前章で説明したように混雑による通信速度低下を防げます。

2020/04/28 追記
IPv4 over IPv6サービスにはv6プラス(MAP-E方式を指す)以外にもtransix(DS-Lite方式)や4rd/SAMがあるみたいです。
どれもIPv4とIPv6を同時に使用可能にする方式ですが、接続方法に少し違いがあるみたいです。
今から解説するのはv6プラスに限った話なので、DS-Lite方式及び4rd/SAMについては書きません(というか4rd/SAMについてはわかりません)
ちなみに、MAP-E方式、DS-Lite方式の大きな違いは、ローカルIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する場所の違いのようです。
MAP-E方式では、各家庭のルーターで変換し、DS-Lite方式ではプロバイダのルーターで変換します。
言い方を変えれば、DS-Lite方式ではポート開放ができません(グローバルIPアドレスがルーターに割り当てられないため)

前章で説明した通り、IPv4とIPv6には互換性がありません。

v6プラスでは、IPv4通信をIPv6へ変換(カプセル化)し、サーバーに到達する前に(JPNE社のBRで)IPv4へ変換しなおし(非カプセル化)、IPv6と同じ回線(IPoE)でIPv4の人と通信をします。
なのでIPv4用とIPv6用の回線を分けずに済み、コストが抑えられ、利用者は安い値段でIPv6とIPv4の両方を使うことができます。
このv6プラスでのIPv4はPPPoEと少し違って、v6プラスでは複数の利用者と同じIPv4アドレスを割り当てられます。(追記 : ルーターにグローバルIPが割り振られるため、DS-Lite方式とは違います。)
ですが、しっかりデータは届けられます(契約者ごとに利用されるポート番号というものが違うため)

まとめ

今回はv6プラスについて解説しました。
また、IPv6とIPv4についても解説しました。

v6プラスの特徴は

  • IPoE接続で混雑時でもスムーズに通信できる
  • IPv4アドレスの枯渇問題を解決する
  • 複数のユーザーに同じIPv4アドレスを割り当てられる